Plagiarism(無断盗用)
要点の日本語説明

 本やインターネットから文(sentences)や事実(facts)を写しそれをあなたの書いたパラグラフや論文で使う場合は、どこでその文や事実を得たのかを論文の中で明記しなければならない。そのやり方の例としては、たとえば、(Johnston, 2002, p. 344)という具合に引用句(citation)を用いて出典(source)を引用することである。この引用句は、著者がJohnstonで、彼が書いた論文は2002年に出版され、文あるいは引用文は344ページにあることを表している。もしあなたがその情報をどこから得たのかを明記しなければ、困ったことになる。学問・研究の世界では、これはこっそり盗むこと(stealing)と同じである。もしあなたがどこから情報を得たかを示さないなら、先生や学校はあなたを泥棒(thief)とみなすだろう。あなたが他人の見解(ideas)や言葉(words)をこっそり盗んで使う場合、英語では特別な表現を用いる。それは、plagiarism(無断盗用)と言われている。Plagiarismは、他人の見解や言葉をどこで見つけたかを明記しないであなたの論文に用いることである。他の人が無断で盗用するのを手助けることも不正行為(cheating)と見なされる。

 あなたが他人の表現をそのまま(exact words)を使うなら、引用符(quotations)を用いる必要がある。あなたがもとの文章を要約(summarizing)あるいは言い換える(paraphrasing)なら、出典(source)を引用する必要がある。あなたが他の出版物に載った統計(statistics)や数値的情報(numbers)を使うなら、出典(source)を引用する必要がある。もしあなたが出典(source)を引用しないなら、書かれている見解(ideas)がすべてあなたの考えたことであると読者は考えてしまう。読者あるいは先生が見解(ideas)あるいは事実(facts)が他の人のものであると気付いたなら、読者あるいは先生は書き手が不正行為(cheating)をしている、あるいは他人の見解(ideas)をこっそり盗んでいる(stealing)と考えるだろう。そうなるとその学生は論文を提出しても0点になるだろう。もし学生が無断盗用を続けるなら、単位を落とすだろう。無断盗用するのは、宿題(assignments)を締め切りが迫ってから始め、宿題を仕上げる時間が十分ないからだと言う人がいる。しかし、これは、無断盗用の言い訳にはならない。このようなことでは、 調査・研究(research)の仕方、自分の見解(ideas)や意見(thoughts)の表現の仕方を学べないままになるからだ。こんなことでは、あなたは論文のいい書き手になれない。

 学生は、意図的に(on purpose)あるいは偶然に(by accident)無断盗用をすることがある。ある見解(ideas)が他人のものかそれとも自分のものか区別するのは、簡単なときもあるが難しいときもある。論文を書くときに、見解(ideas)が大変いいので、記事からその見解(ideas)を取り入れたいと思う。そのとき、あなたは一つの論文(article)から見解(ideas)を多用しすぎているかどうか分からなくなるかもしれない。だから、あなたがplagiarism、出典の引用の仕方、適切な要約や言い換え、自分の言葉で話題(topics)について書く書き方を学ぶことが重要なのだ。


Plagiarismの明白な場合(clear cases)

1. 他人の論文を購入すること(buying)
2. 他人の論文を借用し(borrowing)そして論文を書いた人を引用しないで言葉や見解(ideas)を書き写すこと
3. 他人の論文を借用しそれに自分の名前を付けて提出すること
4. あなたの論文をあなたに代わって書いてくれるように他の人に頼むこと
5. ウエッブサイト(website)から文を切り貼りしてきて、もとのままの言葉(exact words)なのにウエッブサイト名を引用しないあるいは引用符を用いないこと
6. 引用しないで本(book)、雑誌(magazine)、新聞(newspaper)、辞書(dictionary)から書き写すこと
7. 論文(article)からのもとのままの言葉(exact words)あるいは他人の言葉に引用符を付けないこと
8. どこで得たかを明記しないで図表(chart)、図形(diagram)あるいは写真(picture)を写し取ること

Plagiarismと見なされる場合(less clear cases)

1. 論文(article)からの言葉を言い換えている(paraphrasing)が、もとの言葉(original words)を多用すること
2. 引用しているが引用符を付け忘れていること

出典(source)を引用する必要がない場合

1. 自分の経験(experience)、観察結果(observations)あるいは見解(ideas)を書いているとき
2. 話題(topic)あるいはエッセイ(essay)につて自分の結論を書いているとき
3. インタビューのような調査・研究をしてその結果を書くとき

Plagiarismを防ぐ方法

1. 中心主題(main ideas)とそれを補足する見解(supporting ideas)を用意するためのアウトライン(outline)を作りなさい
2. 研究論文(research paper)の下書き(drafts)を早めに書き始め、引用文や言い換えを引用句とともに下書きに入れておきなさい
3. 出典(source)からメモ(notes)をして、そのメモの中に引用句(citations)に必要なすべての情報を入れておきなさい
4. 引用句(citation)を入れておくかどうか不確かなときは、引用句を入れておきなさい。その方が安全である
5. 言い換え(paraphrase)の仕方を学び、言い換えは引用句を必要とすることを覚えておく
6. 何か疑問があれば、先生に質問しなさい


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